教室の生徒さんと毎年恒例の味噌作りをやりました。
今年は参加者が多く10名以上の大所帯となったので麹を10キロ以上注文しました。
まずは大豆をコトコト煮て親指と人差し指で軽く押すとつぶれる位までやらかく煮ます。大豆を煮てくるのは各自の作業なので、煮る時間によってか同じ大豆なのに色が違っていました。ある生徒さんは石油ストーブの上に置いて4時間×2日とかなり柔らかく煮たとか、今年は蒸してみたとか昨年とは違った方法にチャレンジする方もいました。
次は大豆をざるにあげて水と煮汁に分けます。煮汁もすごく重要で後で味噌に加えて固さを調整します。
まずは石臼に茹でた大豆を入れて杵で叩いて潰していきます。味噌作りを始めたばかりの時は右も左も分からなかったので、大豆を煮る時間が短く硬くてなかなか潰れなかったのを思い出します。今年は教室の生徒さんも要領が分かってきて、かなり柔らかくしてきてくれたので簡単に潰すことができました。
主に男性陣が外で大豆を潰す作業やるのと同時に教室の中では女性陣が塩と麹を混ぜていきます。
大豆がしっかり潰れた確信できたら塩と麹を入れて、さらにしっかり混ぜていきます。
塩と麹が入ると結構な硬さになるので、ここで煮汁を加えて柔らかさを調整していきます。この作業は結構力が必要なので大変です。
ちょうどいい硬さになったら手で丸めて、ビニールを入れたボックスの中に投げるようにして入れていきます。この時に空気が入らないようにするのがポイントです。。
全部入れたら表面を平らにして上から残りの塩をかけてカビが生えないようにします。
なるべく空気を抜いて袋を縛り冷暗所に置いて9か月置いておくとおいしいおいしい味噌の出来上がりです!!
13時から作業を開始して16時までには撤収できました。わずかな時間で1年分の味噌ができます。出来上がるのが楽しみです!
毎年工房の屋根(屋根と天井の間のスペース。うちの工房は隙間が多いんです。)に野良猫?がやってきて子供を産んでは出て行って、その時生まれた子猫が成長し、その猫もまた産みに戻ってくるというサイクルを繰り返していました。
隙間を木材などを使ってできるだけ埋めてみましたが、どこからか入れるようで最近はあきらめて傍観していました。
今年もどうやら数匹生まれたようで屋根裏でニャーニャーと鳴いているのが聞こえる。まぁそのうちいなくなるじゃろと思っていたところ、どうやら今回は母猫が育児放棄をしたようです。
3匹が表へ出てニャーニャーと鳴いている。うちでは飼うことができないのでエサはやらないようにしていました。
しばらくすると姿が見えるのが1匹だけになりました。この猫はとても用心深く屋根の上からおりません。
ずーっと見ていると愛着が湧いてきます。家族で話合った結果、家の中で飼うことはできないので去勢手術をして餌はやろうということになりました。
最初はとても用心深かったので、触ろうとすると『シャー』と威嚇して猫パンチをしてきます。子猫でも爪は鋭いので危険です。
おそるおそる
むしゃむしゃむしゃ
〜2か月後〜
餌をやるようになってから毛並みがとてもきれいになりました。
今では撫でてもいいよ〜とすり寄ってくるまで慣れてきました。まだ抱っこはさせてもらえません。
HUTTEの屋根のところにいますので運がよければ会えるかも。
里親を探すボランティアの人に頼んで飼い主も探してみます。
鷲羽窯に登る坂道の途中にある木の看板が、長年の雨に打たれてとうとう腐って落ちてしまいました。
木を黒く塗装してから文字をペンキで書いただけだったので、一年もすると文字のペンキが剥がれて書き直す手間が結構かかっていました。その反省点を踏まえて、次の看板は文字を彫って、長年持ちこたえるものを作ろうと思い立ちました。
まずは土台となる木材を物色。腐りにくさや大きさなども考慮してこの木にすることに。何の木だろ??
鷲羽窯パンフレットに使っている父孝峰が書いた文字を取り込んでパソコンでデザインします。父が直接木材に筆で書くのが一番早いですが、後々微調整ができないので、この方法でいきます。サイズも木材の大きさに合うように設定しているので、実寸大で印刷します。
木材の上にカーボン用紙、印刷した紙を置いてしっかり固定します。
しっかり写っています。カーボン用紙は小学生の時によく漫画を写して遊んでいたので懐かしいです。
彫刻刀で一文字一文字彫っていきます。ちょっとずつ作業したので3日ほどかかりました。
余っていた防腐剤と人口漆を塗って仕上げをして、木に打ち付けて完成です。
下のHUTTEの看板はドンさん作です。
ようやく気になっていたことを一つ終わらせることができました。